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Gadabout™ Letter #2 – Listening To Music

Gadabout™ Letter
Gadabout™ Letter #2 – Listening To Music
By Masaya™ • Issue #2 • View online
『Gadabout™ Letter』は、情報過多時代のシンプルで豊かなライフスタイルをコンセプトに、本当に役立つモノやニュースをコンパクトに紹介する個人メディア「Instrumental™」を運営するMasaya™が、最近の出来事や、おもしろいと思っていること、気になっていることなどを紹介するニュースレターです。

Topic
TIDAL
長年音楽ストリーミングサービスはSpotifyを愛用していて、昨年からは2つのプレミアムアカウントがお得になるプラン「Premium Duo」に変更し、家族が音楽を楽しむための生活インフラになっていますが、それに加えて今年から『TIDAL(タイダル)』を使い始めました。
『TIDAL』はアーティストで起業家のJay-Zが代表を務めている最高峰の音質を誇るサブスクリプション型音楽ストリーミングサービスで、高品質な7,000万曲以上の音楽と25万本以上のミュージックビデオやオリジナルコンテンツを楽しむことができます。月額9.99ドル「Premium」と月額19.99ドルの「HiFi」という2種類のプランがあり、ボクが契約しているのは「HiFi」プランで、圧縮フォーマット以外に44.1kHz/16bitのCDクオリティのFLACファイルと、MQAによる96KHz/24bitのハイレゾファイルで配信しているのが特徴です。
アプリのユーザーインターフェイスは洗練されたクールなデザインで使いやすく、個人に合わせたレコメンド機能だけでなく、アーティストや専門家がセレクトした音楽やプレイリストなども充実しています。また、他の音楽ストリーミングサービスと比べてブラックミュージックやEDMが充実しているのも個人的にはうれしいポイントです。
『TIDAL』のアカウント作成には「TunnelBear」などのVPNを使う必要がある上に、iOSアプリは日本のAppStoreでは提供されていないため、ダウンロードするには海外のアカウントを持っている必要がありますが、一度アカウントを作成してしまえば、以降はVPNを使用せずに通常のインターネット回線で問題無く使うことができます。登録から30日間はフリートライアルで使用可能なので、気になる方は是非試してみてください。
新しい音楽との出会い
日々の生活の中でたまたま目にしたり聴いたりして新しい音楽に出会うことはありますが、たくさんの新曲やアルバムがリリースされる毎週金曜日は、SpotifyとTIDALのプレイリストを必ずチェックしています。
ボクがDJを始めた中学生の頃は、まだインターネットを使って膨大な音楽に簡単にアクセスできる環境ではなかったため、DJのプレイスタイルや選曲を学ぶためにクラブに通ったり、新しい音楽と出会うためにレコード屋に通ってDJのミックステープやアナログレコードを掘ったりと、稼いだバイト代の大半を音楽に注ぎ込んでいました。デジタル化されていない楽曲もかなりあったため、アナログレコードを自分でMacに取り込んでデジタル化していました。多くのお金と時間と労力を使ったと思いますが、良い音楽を自分の足を使って探し、身銭を切って手に入れた経験は、今の自分の情報収集能力や行動力の原体験としてすごく生きていると思いますね。
今はSpotifyの「Premium Duo」プランとTIDALの「HiFi」プランを合わせても月々わずか3,000円ちょっとで、膨大な音楽とミュージックビデオを無制限で楽しむことができます。本当に良い時代になったとつくづく思う反面、昔と音楽との接し方が変わったせいなのか、反射的に身体が動いたり、感情が揺さぶられることが少なくなって物足りなさを感じています。
人は30歳を過ぎるとすでに知っている音楽ばかりを繰り返し聴くようになり、新しい音楽を聴かなくなるという調査結果がありますが、ボクはいつまでも好奇心を持って新しい音楽との出会いを楽しんでいきたいと思います。
 
愛用オーディオシステム
学生の頃からDJをやっていたこともあり、かつては数千枚ものアナログレコードに自宅を占有され、オーディオ機器にも色々と試行錯誤してそれなりにお金をかけてきたと自負していますが、数年前に所有していた全ての音楽はデジタル化して手放し、現在はMacBookとiOSデバイスを中心にしたコンパクトなシステムへと再構築しました。今回はリスニングに愛用しているオーディオシステムを紹介します。
ここ数年は『Devialet(デヴィアレ)』によるワイヤレススピーカーをメインスピーカーとして愛用していて、SpotifyとTIDALのストリーミング再生を中心に音楽を楽しんでいます。直径20cmほどの大きさで白が基調の曲線的な美しいデザインですが、最大出力900W、音圧レベル98dBと驚異的なスペックで、壁を振動させることによって同サイズのスピーカーの20倍の圧力を生じることができ、ボディからは想像できない圧倒的な重低音とクリアな音質を実現しています。BluetoothとWi-Fiに対応し、オプティカルと3.5mmミニジャックで有線接続も可能です。
#2.Audirvana
気軽に音楽を楽しみたい時はiPhoneやiPadからAirPlayで再生することが多いですが、より高音質で聴きたい時は、MacBookから高音質ミュージックプレーヤー『Audirvana』を使って再生しています。『Audirvana』はミュージックアプリのライブラリと同期できるだけでなく、TIDALで配信されている音楽の検索や再生、お気に入りリストやプレイリストの作成などが可能です。また、アプリでMQAデコードが可能なので、MQA非対応のDACとの組み合わせでもMQA本来のスペックを発揮してネイティブ再生を行うことができ、UPnP/DLNAで音質の劣化なく「Devialet Phantom Reactor」にワイヤレス接続することができます。さらにAudio UnitsとVSTのオーディオプラグインを使って、ルーム環境の響きの修正やオーディオシステムの音質特徴を変更できたり、スマートフォンアプリを使ってリモートコントロールも可能です。
より本格的にリスニングをしたい時は、長年愛用しているオーディオインターフェイス『Apogee Duet』をMacBookに接続し、最近購入したソニーのスタジオモニターヘッドフォン『MDR-7506』で聴いています。『Apogee Duet』はMacとiOSデバイスに接続が可能で、モバイル用とは思えないほどクリアーで高音質なApogeeサウンドは本当に素晴らしく、スピーカー出力とヘッドフォン出力を個別に設定できるのでDJプレイにも使えます。
ヘッドフォンは日本用の「MDR-CD900ST」を長年愛用していましたが、より柔らかなサウンドで低音域もしっかり出ますね。持ち運びに便利な折りたたみ式でカールコードタイプのためDJプレイにも最適です。今までに色々なヘッドフォンを使ってきましたが、高音質なのはもちろん価格も1万円ほどで非常にコスパが高くて素晴らしいですね。ノイズキャンセリング機能も無くワイヤレスでもありませんが、音楽制作やDJプレイに使えないヘッドフォンって毎回すぐに使わなくなってしまうんですよね。
 
Best Album 2020
前回は昨年のガジェット以外のベストシングスを発表しましたが、今回はベストアルバムを発表したいと思います。昨年は新型コロナウイルスによるパンデミックが続く中、「Black Lives Matter」が世界中に広がったこともあり、全てブラックミュージックからセレクトしています。
 
#1.Jhené Aiko – Chilombo (Deluxe)
Aaliyahの系譜を継ぐ声を張り上げずに感情を伝える歌声が特徴的な『Jhené Aiko(ジェネイ・アイコ)』のサードアルバム。繊細で美しいヴォーカルに加えて落ち着いたサウンドが中心になっていて、シンギングボウルの音色などを交えた瞑想的な楽曲などもあり、アルバム全体が優しさと包容力で溢れていて癒されますね。ゲストにNas、John Legend、Kehlani、H.E.R.などが参加して多彩ですが、デラックス版ではラストに夏の定番「Kool & The Gang – Summer Madness」をサンプリングした『Summer 2020』を収録。長引くコロナ渦の中で暗くなりがちな気分を前向きにしてくれた記憶に残る素晴らしい1枚です。
 
#2.Jay Electronica – A Written Testimony
 アルバムをなかなかリリースしないことから、永遠のベテラン新人と呼ばれていた『Jay Electronica(ジェイ・エレクトロニカ)』の待望のデビューアルバム。本人がプロデュースした多くの楽曲も素晴らしいですが、ほぼ全曲に客演しているレーベル代表でもあるJay-Zのラップがカッコ良く、完全に食われてしまっている気がしないでもない。ビヨンセが製作したという風景写真にアラビア文字のアートワークが表す通り、イスラム教に関するメッセージが多く少し重たい内容のアルバムですが、イントロ含めて全10曲とコンパクトで繰り返し聴ける気持ちの良い1枚です。
 
#3.Alicia Keys – ALICIA
グラミー賞の司会を2年連続で務めた歌姫『Alicia Keys(アリシア・キーズ)』によるセルフタイトルの4年振りの新作。政治や社会問題を圧倒的な歌唱力で力強くエモーショナルに歌う本作は、「Underdog」と「Good Job」がコロナ禍の最前線で働き続ける医療従事者やエッセンシャルワーカーなどを称えるアンセムとなり、多様性を感じさせる楽曲と多彩な人選がBLM運動を受けて2020年を象徴するようなアルバムになっています。
 
Information
 
Gadabout™ Radio #30 – Hip-Hop Evolution
最近の出来事や、おもしろいと思っていること、気になっていることなどを紹介するポッドキャスト『Gadabout™ Radio』を配信しています。1回10分程度のコンパクトな番組ですので、是非聴いてみてください。最新エピソードではNetflixの『Hip-Hop Evolution』と、これまで聴いてきた音楽について話しました。
 
Instrumental™ Things – 2019 Edition
ボクの所有物をまとめた電子書籍『Instrumental™ Things』のKindle版をリリースしました。2019年末にアップデートした最新ガジェットなどを反映した内容になっていますので、これを機に是非読んでみてください。「Kindle Unlimited」なら無料で読むことができちゃいますよ。
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