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Gadabout™ Letter #5 – Art & Beauty Of Necessaries

Gadabout™ Letter
Gadabout™ Letter #5 – Art & Beauty Of Necessaries
By Masaya™ • Issue #5 • View online
『Gadabout™ Letter』は、情報過多時代のシンプルで豊かなライフスタイルをコンセプトに、本当に役立つモノやニュースをコンパクトに紹介する個人メディア「Instrumental™」を運営するMasaya™が、最近の出来事や、おもしろいと思っていること、気になっていることなどを紹介するニュースレターです。

Topic
KAWS TOKYO FIRST
六本木ヒルズで開催中の『KAWS TOKYO FIRST』に行ってきました。2001年に渋谷パルコで同タイトルの個展が開催されて以来とのことで、制作初期から最新作までのペインティングや立体作品、プロダクトなどが多数展示されていて、これまでの活動の軌跡を辿ることができ、学生の頃からかれこれ20年以上見てきたKAWSの一つの節目の終わりを感じるような展覧会でしたね。
KAWS自身のプライベートコレクションが飾られたブルックリンのスタジオにある一室を再現した展示や、エイプを着たNIGO®氏のフィギュアが葬られる様子が描かれた作品を見ることができて感慨深かったですが、やはり初期のストリートのファッション広告をキャンバスにした作品はグラフィティ的でカッコよかったですね。
今でこそKAWSは現代アートを牽引する存在になっていますが、元々はストリートのグラフィティアーティストで、ニューヨークの美術学校でイラストレーションを学び、ディズニーのスタジオでアニメーターとして働いた後、マンハッタンの電話ボックスやバス停のファッション広告をこっそりと抜き去り、トップモデルの顔や体の上にキャラクターの絵を描き足して、それをまた元に戻すという手法で一気に有名になりました。
今回の展覧会は全ての作品が写真撮影できるだけでなく、出口にはKAWSのキャラクターを顔に組み込んで自撮りができたり、自分が描いたイラストがKAWSのキャラクターと一緒に写真と動画が撮れるインタラクティブ展示もあったりと、大人も子どもも楽しめる展覧会になっていました。また、ショップでは図録や限定グッズに加えて、東京らしく「ひよ子」とコラボレーションした饅頭が販売されていたのがかわいかったですね。本展は10月11日まで開催中なので、興味のある人は早めにチェックしてみてください。
 
物理的に残した思い入れのあるモノ
ボクは昔からアートは好きでよく美術館にも足を運んでいますが、アートを所有するよりも観るという経験に価値を見出しているので、所有欲も蒐集欲も一切ありません。
以前に広告会社でアートディレクターとして働いていた頃は、仕事の資料として買ったデザインやアート関連の本などを大量に所有していましたが、デジタル化できるものは全てデジタル化して処分しました。なので現在所有しているのは実家に保管してあった、学生の頃に買った自分の原点となる本や自分と関係のある本など、本の体裁のまま物理的に残しておきたかった本が数冊、それとKAWSがアートワークを手掛けたカニエ・ウェストのアルバム「808s & Heartbreak」のアナログレコードだけです。
中の情報が必要なのであればデータで代替できますが、これらはふと思い出した時に物理的に触れて眺めることで、初心に帰って気持ちを新たにすることができると実感しています。中にはそれなりに価値が高くなっているものもありますが、どれも自分の価値基準で取捨選択した思い入れのあるモノなので、将来的な価値なんて一切気にしていません。
最近はデジタルアートのNFT取引が注目を集めていますが、簡単に複製可能なデジタルデータの所有者というステータスがそんなに価値のあることなのか、そしてそのアートを愛でている人が一体どのくらいいるのか疑問です。結局のところ投資目的で買っている人が大半なんだと思いますね。
アートに限らず、何かモノを買う時には、世間の価値基準に流されて後悔することがないように、自分の価値基準をしっかり持って判断していきたいです。
 
愛用している美しい日用品
ただ飾って鑑賞するだけのアート作品を所有したいとは思いませんが、日常的に使うプロダクトは機能的で美しいシンプルなモノを所有したいと思っています。柳宗理の父である柳宗悦が提唱した「民芸」や「用と美」という言葉のように、きっとボクは毎日何気なく使う実用的なモノに美を見出しているんだと思いますね。今回は愛用している美しい日用品を紹介します。
 
バウハウス最後の巨匠と称されるマックス・ビルによってデザインされた壁掛け時計。真っ直ぐで厚みのある針とケースのリム部分はポリッシュ仕上げで、ケースのサイド部分はサテン仕上げと繊細なコントラストを生むように工夫されていて、どの角度から見ても美しく完成されたデザインで惚れ惚れします。端正で無駄のないデザインと22cmという小ぶりなサイズで、どんな空間にも溶け込む素晴らしいプロダクトですね。
 
磨き上げられたクリスタルガラスと金属を削り出したパーツで構成された美しいポータブルLEDランタン。新開発のLEDによって明るさだけでなく、光色もキャンドルのような温かみのある灯りから、読書に最適な安らぐ電球色へと4段階に変化し、タッチセンサーで簡単に調整することができます。6時間の充電で最長500時間の点灯が可能で、さらに防水、防塵性能を備えているので自宅の中でだけでなく、ベランダやアウトドアに持ち出して使うことができます。
 
ボクは普段コーヒー以外ほとんど水しか飲まないんですが、自宅で毎日飲む水には浄水機能を備えたステルトンのウォータージャグを愛用しています。デンマークを代表するデザイナー「Erik Magnussen(エリック・マグヌッセン)」によるデザインで、同社のアイコン的なウォータージャグのシンプルなデザインはそのままに、ブリタの浄水カートリッジを使うことができます。本体は樹脂製ですがグレーのスモークはガラスのような高級感があって気に入っています。
 
Information
 
Gadabout™ Radio #34 – COVID-19 Vaccines
最近の出来事や、おもしろいと思っていること、気になっていることなどを紹介するポッドキャスト『Gadabout™ Radio』を配信しています。1回10分程度のコンパクトな番組ですので、是非聴いてみてください。最新エピソードでは新型コロナウイルスワクチン接種と、今後の働き方について話しました。
 
Instrumental™ Things – 2019 Edition
ボクの所有物をまとめた電子書籍『Instrumental™ Things』のKindle版をリリースしました。2019年末にアップデートした最新ガジェットなどを反映した内容になっていますので、これを機に是非読んでみてください。「Kindle Unlimited」なら無料で読むことができちゃいますよ。
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