明けましておめでとうございます。ボクは毎年太陽が生まれ変わる日である冬至を新年と考えているので、昨年は埼玉県大宮にある『
氷川神社』に一足早く新年の参拝をしました。
本来、新年とは冬至の日を指し、クリスマスも元々は冬至祭で、ローマ時代にキリスト教より市民信仰が高かった太陽神との習合で、今の形式的なクリスマスが祝われるようになりました。古代中国の太陰暦でも冬至は暦の起点とされ、厳粛な儀式が行われていて、それが中世日本に伝わり、江戸時代までは日本でも冬至を暦の上でとても大切な日と考え、様々な神事や祭事が行われていたそうです。
数年前にそれを知って、冬至の朝に奈良の「三輪山」に登り、その山を御神体とする日本最古の神社である「大神神社」に参拝をしました。それからは太古からの慣わしに従い、冬至の日を年の起点と考えて、多くの人より一足先に新年を祝うようになりました。